2012年8月15日水曜日

ノマド特集!若き企業家の間で流行「ノマド」とは?

近頃カフェやファストフード店では、パソコンを開いて仕事をする人が増えています。




福岡市のノマドワーカー向けのカフェがオープン。





「ノマド」とは羊や牛を追って生活する遊牧民のこと。





決まったオフィスはなく、カフェなどや取引先の事務所を借りて仕事をします。





働く場所を自由に選ぶ、ノマドワーカーが増えています。





「周りの目が気になってカフェにいられない、コーヒー1杯で長居するのは申し訳ない。そういう人たちに来てほしいですね」と、青木さん。






このカフェではwifiや電源、プロジェクターなどが利用できるほか、月千円の会費で飲食代が半額になるとのこと。





「大名とか天神に行ってちょっと作業があるときは寄ってます。」と利用者。





「働く場所を選ばずに作業できる方が効率が良い。自分の職場で集中できたためしがない。」と、会社経営の利用者。





ノマドワーカーの1人、岡本さんに密着。岡本さんは地元の高校を卒業後、IT企業に就職。





今は会社を辞め、フリーランスでソフト開発を受注したりしている。





岡本さんはスマートフォンのアプリを開発している。





岡本さんが開発したアプリ。工場の作業員が散らばってしまう中で、位置情報がすぐにわかるアプリ。





現場仲間からの連絡などがスムーズで、パソコンからもスマホからも利用できる。





「プログラマー向けの本も裁断して、この中に入れています。」と岡本さん。





仕事に必要な本は、データに変換してどこでも読めるようにしてipadに入れています。





岡本さんの去年の年収はおよそ600万円。春からは仲間と一緒に会社を立ち上げ、売り上げ4000万円を目指す。





岡本さんは8時に起きてプログラミング。あとは夜まで外で作業の続きをします。一見自由に見えるが、自己管理がなっていないとノマドワーキングは成り立たない。





先ほどの「ギルドカフェコスタ」にやってきました。





仕事の相談に乗ることも。このカフェは、こうした打ち合わせや会議の場としても利用されます。





このカフェは、ノマドワーカーと企業を仲介する役割で立ち上げた会社でもある。





企業が仕事をコスタに発注。そしてこの会社がその能力に見合ったメンバーを選別。そして商品をコスタに納品し、それを企業に納品する。





今回岡本さんが相談に乗るのは若手の起業家だった。





スポーツを題材とした、新しいネットワークサービスのアイディアがあるとのこと。





こうしたアイディアにも大きなビジネスチャンスが潜んでいる。





カフェの3階には、仕事のためのスペースを月単位で貸し出す、共同オフィスがある。





月3万円で、パソコン1台分のスペース、イス、ロッカーが使用できる。24席分ある。





このオフィスを利用して、会社を立ち上げた人もいる。





グルー株式会社。もちろん本社。代表の迫田さんは、大学を卒業後、就職せず8年間ノマドワーカーとしてプログラマーをやっていた。





動画の変換サービスをやっているという。





「フリーランスのままでは信用が薄いので、会社を立ち上げた」と迫田さん。





企業や学校からの依頼も多く、海外展開も視野に入れて活動しているという。





岡本さんも会社を立ち上げる予定。春からはここが会社になっているかもしれない。





新たな働き方が生まれ、そこから新たなサービスや事業が生まれてきています。





ノマドワーカーとは、そんな時代の変化にあわせて、絶えず変化している人たちなのかも知れません。



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